こんにちは!「ゆった」です。
この記事では巷で話題の「糖質制限ダイエット」ってなんなんだ?という方に向けて要点を簡潔にまとめて解説しています。
糖質制限の具体的なやり方は別な記事を用意していますのでそちらをご覧ください。
それでは解説に移りましょう!
「糖質制限ダイエット」とは?
文字どおり、「糖質」を「制限」するダイエットです。
省略して「糖質制限」と呼ばれることが多いです。
また「低糖質ダイエット」と呼ばれることもあります。
ここで一つ、誤解されることがありますが糖質の摂取をゼロにするダイエット法ではありません。
糖質制限は摂取する糖質量を減らすダイエット法です。
なんで痩せるの?
これには血中にあるインスリンという物質が大きく関わっています。
細かく書くと非常に長くなるので簡単に説明すると、糖質を制限することで体脂肪の分解を止めてしまうインスリンの分泌を減らし痩せやすい状態を維持するので痩せます。
詳しくはこちらで解説していますので興味のある方はぜひどうぞ。
糖質減らして大丈夫なの?頭が働かなくなるんじゃない?
「糖は脳の唯一のエネルギーである」
どこか聞いたことがある方も多いと思いますが、これは間違いです。
脳は糖以外に肝臓が体脂肪から作り出す「ケトン体」という物質をエネルギーとして利用できます。これは脳以外の臓器や器官も同様です。
ですから体に取り入れる糖質を減らしても頭が働かなくなるということはありませんし、当然死んだりすることもない訳です。
そもそも糖質ってどれのこと?
糖質とは炭水化物から食物繊維を抜いたものです。つまり以下のようになります。
糖質+食物繊維=炭水化物
制限するべきなのは炭水化物ではなく、炭水化物に含まれる糖質です。
食物繊維は摂取しても全く問題ありません。むしろ満腹感を得られる他、お通じにも関わってくるので積極的に取るべき成分です。
さて、糖質というと真っ先に思い浮かぶのは「砂糖」ではないでしょうか。砂糖は糖質が多いので正解です。しかし糖質は砂糖だけに含まれている訳ではありません。
例えば日本人の主食であるお米には、お茶碗1杯(180g)で60gの糖質が含まれています。
これは500mlのコーラ1本よりも多い数値です。
この糖質量を角砂糖(1個3.5g)に換算すると約17個になります。
糖質はお米のほかパンや麺といった小麦製品、果物、芋類にも多く含まれているので、毎日食べる身近な食品から多くの糖質を摂取しているのです。
みなさんの冷蔵庫にある商品のパッケージを見て頂ければ分かりやすいですが、甘い食品以外にも成分表示に糖質が記載されています。
つまり「甘いものを食べなければいい」という訳ではないのが糖質制限です。
どのくらい制限するの?
一般的な日本人は1日あたりおよそ300gの糖質を摂取していると言われています。
糖質制限では糖質の摂取量を1日30g~170g程度に制限します。
30g~170gというと幅が大きいですが、それは糖質制限のやり方が3種類に分かれているからです。
やり方の話になってきますので軽く流しますが、糖質制限の第一人者である高雄病院の江部康二先生は以下のように3つの糖質制限を提唱しています。
制限を大きくするほど材料に含まれる糖質量を把握している必要があるので難しくなります。
- プチ糖質制限(1日の糖質110~140gくらい) 難易度→やさしい
- スタンダード糖質制限(1日の糖質70~100gくらい) 難易度→ふつう
- スーパー糖質制限(1日の糖質30~60gくらい) 難易度→むずかしい
なんだか難しそうだけど?
何事も始める前は難しそうと感じてしまいますが、糖質制限はやってみると意外と簡単です。
最も簡単なプチ糖質制限をするならば、一番簡単な方法が「主食を食べないこと」だからです。
もし主食が食べられないことに抵抗感やストレスを感じるようであれば、「低糖質麺」や「低糖質パン」に置き換える方法があります。
これらは糖質がゼロだったり、通常のものに比べて糖質を9割カットした商品もありますので上手に利用すれば主食をしっかりと食べながら糖質制限をすることができます。
まとめ
- 糖質制限は摂取する糖質量を減らすダイエット法
- 糖質制限はインスリンの分泌を減らして痩せやすい状態を維持するので痩せる
- 糖を減らしても脳はいつも通り働く
- 減らすべきは炭水化物ではなく、炭水化物に含まれる糖質
- 糖質はお米のほかパンや麺といった小麦製品、果物、芋類にも多く含まれている
- 甘いものを控えれば糖質制限になる、という訳ではない
- 糖質制限には大まかに3種類のやり方が存在する
- 一番簡単な方法は主食を食べないこと
- 主食を食べられないのはツライという方は、主食を「低糖質麺」や「低糖質パン」に置き換える
おわりに
いかがでしたか?
糖質制限の要点が上手く伝わっていれば嬉しいです。
こちらの記事で興味を持たれた方はせっかくなので挑戦してみてはいかがでしょうか?
それではまた~!
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